令和6年度_2024_助成研究報告集
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― 304 ―シンポジウムでは上記の論文内容に加えて,研究中の unpublished data についての発表もあり,発表後の discussion time では,聴講者から多くの質問がありました.本シンポジウムではこれ以外にも免疫細胞療法,RNA 修飾,がん細胞側のエピゲノム機構など,様々な観点から研究発表が行われましたが,Burr 博士の発表はこれらの課題とシナジーを持ち,シンポジウム全体の活性化に大きく貢献しました.とりわけ大学院生や若手研究者からの質疑も多くあり,一流の研究者と直接議論を行える貴重な機会となりました.さらに,シンポジウム終了後も懇親会等を通じて研究内容のみならず,海外における研究環境,今後注目する研究分野について率直な意見交換が参加者同士で行われ,非常に充実した交流を行うことができました.

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