中外創薬 助成研究報告書2023
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公益財団法人 中外創薬科学財団(C-FINDs)は,2022年4月より公益財団法人 東京生化学研究会(TBRF)から名称変更いたしました.本報告集は名称変更後2冊目となります.前年度版の「まえがき」でお知らせしましたとおり,これまで冊子体での発刊を行ってきましたが,本年度より財団Webサイトでの掲載による形式といたしました.これにより冊子を持ち運ぶことなく,いつでもどこからでも本報告集を閲覧でき,目的の成果報告へのアクセスが容易になります.本報告集では,主に2021,2022年度に採択された研究の成果報告(計60件)をとりまとめています.昨年度に引き続き今年度も“中外創薬科学財団”が発刊する「助成研究報告集」となりますが,内容については東京生化学研究会時代に採択された受領報告も含まれています.具体的には,「Ⅰ.研究助成金A受領報告」(12件),「III. 特別研究助成金SRG2021受領報告」(5件),「V. アジア地域招聘国際共同研究助成金受領報告」(3件)が東京生化学研究会時代に採択されたものです.「研究助成金A」では3つの公募研究テーマで募集を行い,「特別研究助成金SRG2021」では公募研究テーマ「ウイルス性感染症and/orがんに関わる創薬ならびに薬物治療に関する基礎あるいは応用研究」で採択された研究者による成果報告です.「アジア地域招聘国際共同研究助成金」はアジア地域から博士研究員(ポスドク)をわが国の大学あるいは研究機関に招聘して1~2年間共同研究を実施することを助成するというものです.一方,「Ⅱ.研究助成金Ⅱ受領報告」(18件),「Ⅳ.特別研究助成金SRG2022受領報告」(7件),「Ⅵ.海外招聘補助金受領報告」(6件),「Ⅶ.奨学金受領報告」(9件)は中外創薬科学財団に名称変更後に採択されたものです.「研究助成金Ⅱ」では原則40歳以下の若手研究者を対象とし,4つの公募研究テーマで採択されています.「特別研究助成金SRG2022」は申請時点から遡って2年以内に独立して新たに研究室を立ち上げた研究者,あるいは近い将来立ち上げることが確約されている研究者を対象としています.先生方におかれましては,当財団に対して日頃からご指導ご鞭撻を賜り誠にありがとうございます.今後ともご助言頂ければ誠に幸いです.どうぞよろしくお願い申し上げます.ま え が き

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