中外創薬 助成研究報告書2023
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ポスター会場の遠景定した.特別講演とこれらのシンポジウムの運営は継続的に英語で行った.この結果,単に最先端の成果を聴講して終わりとするだけでなく,関連ある国内の演題とともに内容をさらに吟味して考察する機会を設定することができたと考える.これは特別講演の今後のあり方を考える上で,運営側にとっても示唆的であった.貴財団に支援していただいたProfessor Fürstnerの講演も,このような大きな学問の潮流を捉えるシンポジウムの基調講演の位置付けとなり,大変素晴らしい講演と評判であった.国際交流シンポジウムを5件設定した.今回は日本薬学会と学術交流協定を結んでいる学会を中心に演者を招聘した.韓国,中国,タイなどアジアの国々をはじめ米国,カナダ,ドイツなど欧米からの参加も得て,ケミカルバイオロジー,クリニカルリサーチなどのテーマについて議論した.今回は円安の影響もあり,招聘した演者の他に海外から150名以上の一般参加者があった.本年会がサイエンスレベルの高い国際学会として認識されていることが改めて確認された.Professor Fürstnerをはじめとする特別講演はこれらの参加者にも大変好評であった.会場の様子の報告として,写真を2枚添付する.左は,Professor Fürstnerを交えて行われた国際交流シンポジウムの会場の様子である.右はポスター会場の遠景である.ともに,多くの参加者が議論に参加していたことが示されている.国際シンポジウム会場(502会場)の様子― 293 ―

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