図2. シングルセル解析(全体)図3. シングルセル解析(Myeloid cells)CD45陽性の免疫細胞をソーティングし,シングルセル解析を行いUMAPを描くと,一番多く認められたのはT細胞で,その次にMyeloid細胞がくるという順番であった.B細胞は小さな細胞集団であった(図2).Myeloid細胞をさらに解像度を上げてUMAPを描くと,マクロファージの細胞集団はMy.0 LYVE1 resident macs,My.1 Inflammatory macs,My.2 C1Q resident like macs,My.3 TREM2 macs, My.4 Clasical monocytes,My.5 DCs,My.6 MregDCsと7つの細胞集団に分けることができた.興味深いことにASでは,My.0 LYVE1 resident macsが減少し,逆にMy.2 C1Q resident like macs,My.4 Clasical monocytesが増加するという特徴を得ることができた.Monocyteの浸潤は急性冠症候群でも認めた所見であり,動脈硬化性疾患の病態に深く関わっていると考える(図3).― 145 ―
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