中外創薬 活動報告集2023
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18 海外で開催される創薬並びに生命科学に関する国際会議への研究者の派遣に関して、渡航費及び滞在費などの経費を補助する募集を行いましたが、2023年度は申請がありませんでした。 日本国内で開催される創薬並びに生命科学に関する国際会議への研究者の招聘に関して、旅費及び滞在費等の経費を補助する募集を前半期、後半期と年2回に分けて行いました。 前半期に3件、後半期に3件が採択され、合計で6件に海外招聘補助金を贈呈いたしました。 前半期は4月〜9月に開催予定の会議、後半期は10月〜3月に開催予定の会議に対して助成を行います。 助成金額は1件最大500千円を交付いたしました。◎助成金額:総額2,000千円(6件) 日本癌学会学術総会並びに日本臨床腫瘍学会学術集会は、日本が、がん研究・がん治療の拠点になることを目的に、将来が期待される諸外国の若手研究者を対象に学会への参加、研究成果の発表を促進する支援事業(トラベルグラント、トラベルアワード)を行っており、これらの事業に対し助成を行いました。 ◎助成金額:総額3,750千円(2件:日本癌学会2,250千円、日本臨床腫瘍学会1,500千円) 若手研究者の育成を目的に、日本の大学等研究機関において、創薬並びに生命科学に関する研究に真■に取り組む大学院生若しくは大学院研究生を対象として、2022年度に採択された9件に贈呈しました。 そのうち1件は受領開始後に辞退となり、3か月のみの支給となりました。 2023年度に採択された10件は、2024年度に贈呈いたします。 助成金額は1件840千円を交付いたしました。 ただし、月額70千円として、3か月ごとに4回に分けて交付いたします。◎助成金額:総額6,930千円(1件840千円 ×8件、1件210千円×1件*) *3か月で辞退のため 臨床腫瘍学の最新情報の習得並びに国際的なネットワーク作りの機会を提供し、教育の支援を図ることを目的として、国内のがん領域の若手の基礎研究者、臨床研究者及びがん専門医(原則40歳以下)を対象として募集を行いました。 3件が採択され、米国のSociety for Translational Oncology(STO)が主催する若手がん臨床研究者養成のための臨床腫瘍学教育プログラムSociety for Translational Oncology FellowsʼForum(STOFF)へ派遣するとともにSTOFF受講料(10,000米ドル/件)及び往復の渡航費を支援いたしました。 STOFF2023はThe Lansdowne, Leesburg, VA, USA にて2023年8月24日〜26日の3日間行われました。 総勢25名の参加フェローに対し、著名な教授陣によるダイナミックなプレゼンテーション、インタラクティブな円卓討論、数多くのネットワーキングの機会など、没入型のカリキュラムが提供されました。◎助成金額:総額5,518千円(3件)【海外派遣補助金】【海外招聘補助金】【学術団体への海外招聘補助金】【奨学金】【臨床腫瘍学教育プログラム(STOFF2023)派遣】

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