中外創薬 活動報告集2023
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17 日本国外より若手研究者を日本の大学・研究機関に招聘し、日本国内の大学研究機関等と日本国外の若手研究者(原則40歳以下)による創薬並びに生命科学に関する国際交流研究を支援することを目的として募集を行い、4件を採択しました。 今年度は2022年度に採択された4件に研究助成金を贈呈いたしました。 2023年度に採択された4件については、研究開始は2024年4月以降のため、贈呈は2024年度に行います。 招聘される研究者に対して、月額320千円の滞在費並びに来日一時金200千円と渡航航空券代金を贈呈いたしました(来日一時金並びに航空券代金は、既に日本在住の場合は支払われない)。 また、受入研究者に対して、研究助成金は1件1,500千円を交付いたしました。 助成金は1件3,000千円ですが、初年度に1,500千円、次年度に1,500千円と分けて交付いたします。◎助成金額:総額19,723千円(初年度分4件) [助成金内訳] イ) 招聘される研究者:滞在費月額 320千円、航空券代金(実費)、渡日一時金 200千円 ロ) 受入研究者:研究助成金 1,500千円(年額) 海外の大学等の研究機関において創薬並びに生命科学に関する基礎あるいは応用研究を行うことを目的とした海外留学を促進するために、若手研究者(原則35歳以下)に対して渡航費等留学に伴う経費を最長2年間支援します。 また下記の研究テーマのいずれかに関する研究に従事し、申請から1年以上の海外留学期間予定者に対しての募集を1期、2期と年2回に分けて行いました。1期に2件、2期に2件の4件が採択され、助成期間は最長2年間の助成金であるため、2022年度からの継続分4件と合わせて、合計8件に海外留学助成金並びに渡航航空券代金を贈呈いたしました(航空券代金は、申請時に既に渡航している場合は支払われない)。■ 研究テーマ    生命科学研究:日本人の死因が高位であるがん、循環器疾患、老衰、呼吸器疾患、認知症といった領域を    中心として、その病態バイオロジーの解明・理解にかかわる研究など。    創薬基盤研究:革新的創薬に必要な基幹技術(有機化学合成、スクリーニング技術、AI創薬、マイクロバイ    オーム創薬などの新規技術を含む)に関する研究など。    創薬応用研究:基礎から臨床に至るトランスレーショナルな研究や薬物の作用機序や動態を研究し、革新    的治療法確立するための研究など。(1)(2)(3) 助成金額は1件4,500千円を交付いたしました。 助成金は1件9,000千円ですが、初年度に4,500千円、次年度に4,500千円と分けて交付いたします。 また、航空券代金は別途支給いたします。◎助成金額:総額36,296千円(初年度分4件、次年度分4件) [助成金内訳]  助成金 4,500千円(年額)、航空券代金(実費)【国際交流研究助成金】【海外留学助成金】

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