15・ 研究助成金Ⅰ・ 研究助成金Ⅱ・ 特別研究助成金(SRG2022, SRG2023)・ 国際交流研究助成金・ 海外留学助成金・ 海外派遣補助金・ 海外招聘補助金・ 奨学金・ 臨床腫瘍学教育プログラム派遣■ 助成事業一覧 本財団は2022年4月にこれまでの事業を発展的に統合した他、新たな事業を創設するなど、日本における生命科学研究の進展の一助となるよう活動を開始し、2年目となる2023年度は新たに開始した助成事業も含め以下に示す9つ全ての事業が本格的に始動いたしました。 学術研究助成金のひとつとして、コロナ禍で国際関係の事業等が縮小したことにより公益目的事業費の経常収支において生じた余剰金を特定費用準備資金として積み立てを行い、この特定費用準備資金より拠出している特別研究助成金があります。 この特別研究助成金は、他年度も含めて複数設置され、それぞれ財団が定める応募資格に適合する研究者に対して公募を行います。 各特別研究助成はSRG20XX(Special Research Grant)の名称で区別され、それぞれ個別に助成期間が設けられています。 2023年度は新たに「特別研究助成金SRG2023」を企画し、募集を開始いたしました。 これは、これまでに募集を行っている「特別研究助成金SRG2021」(研究テーマ:ウイルス感染症 and/or がんに関わる創薬ならびに薬物治療に関する基礎あるいは応用研究)及び「特別研究助成金SRG2022」(応募資格:申請時点から■って2年以内に独立して新たに研究室を立ち上げた研究者、あるいは近い将来立ち上げることが確約されている研究者(PI)を対象)に続き、3つ目の特別研究助成金となります。 SRG2023は、わが国における女性研究者の活躍を推進することを目的として、創薬並びに生命科学に関する基礎あるいは応用研究において、独創的かつ先進的研究テーマに取り組んでいる女性研究者に対して募集を行います(研究期間1年、助成金1,500千円)。 毎年4名の採択を予定しており、2027年度まで5年間募集を行います。 また、2022年度より開始しました「海外留学助成金」「国際交流研究助成金」の申請者数は増加してきており、海外留学助成金においては、本財団の特色のひとつでもあります留学中の研究者からの申請件数も増加していますし、国際交流研究助成金も前年比の約2倍近い申請件数となり、財団名称並びに助成金の実施状況について周知されてきているものと考えております。 学術研究助成金に関しても、申請者数が大幅に増加した2022年度のさらに1.13倍の申請件数となりました。 新型コロナウイルスによる渡航制限が緩和され、今後さらに活発に研究活動が行われていくことが予想されます。 募集方法等に関して検討を重ね、今後も引き続き学術研究助成金のさらなる充実に向けて取り組んで参ります。3助成事業
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