東京生化学研究会 60周年記念誌
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(公財)東京生化学研究会記念誌から教えられたこと (公財)東京生化学研究会60周年おめでとうございます。 平成30年(2018年)から当研究会の評議員として参加させていただいています。 評議員承諾時に当時の常務理事石館光三先生が勤務先までお越しくださり、親しくお話しさせて頂きました。 東京生化学研究会の研究助成事業は多岐にわたりますが、私自身は別の助成事業で、海外派遣補助金を受けることができ、大変助かりました。 助成は研究者にとってはまさに助けであり、名誉であり、明日への力です。 評議員となり(公財)東京生化学研究会50周年記念誌をいただき、研究会設立時の初代理事長石館守三先生の話に目がとまりました。 石館守三先生が「Love conquers all (愛はすべてを完成する)」および「(我)神と人に仕えん」をモットーとしていたこと、また、「あなたのパンを水の上に投げよ、多くの日の後、あなたはそれを得るからである。(伝道の書)」と講演でのエピソードが語られ、先生が聖書を土台にされていたことを知りました。 「愛はすべてを完成する」は「愛はすべてを完成させるきずなである。(コロサイ人への手紙)」のことかと思いますが、聖書のことばを「心のごはん」としている私にとって感慨深く、(公財)東京生化学研究会への導きを感じました。 また、「フィランソロピー」ということも私にとっては新しい発見でした。  「あなたが抱えきれないような大きな夢を持ちなさい。 夢があなたを運んでくれる。」と話される方がいます。 研究者の方々には是非大きな夢をもち続けていただき、夢実現のために(公財)東京生化学研究会の研究助成事業が助け手となって行くことを期待しております。 創立60周年を迎え、(公財)東京生化学研究会の大きな夢に向かっての更なる発展を祈念します。島田 貴(財団現評議員)東京慈恵会医科大学教授0761960-2020 TBRF-60th CHAAO-10th

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