東京生化学研究会 60周年記念誌
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 はじめに、本記念誌を刊行するにあたって、ご多忙の先生方に寄稿文のご執筆を頂きました事を心から御礼申し上げます。 過去の種々の出来事について詳しく書いて頂いた先生もおられ、大変楽しく拝読させて頂きました。 また座談会あるいは財団沿革抄などの作成においてもお忙しい中、関係の先生方には大変お世話になりました。 厚く感謝申し上げます。  令和2年(2020年)は公益財団法人東京生化学研究会(TBRF)が昭和35年(1960年)に産声を上げてから丁度60年目、その前年の令和元年(2019年)は一般社団法人中外Oncology学術振興会議(CHAAO)が誕生してから10年目を迎えております。 本誌は10年前に刊行された「東京生化学研究会 50周年誌」の後の10年間(平成22年(2010年)~令和2年(2020年))の事業活動を主に取りまとめたものですが、同時にTBRFの60年間およびCHAAOの10年間の事業活動の総まとめに位置づけられる記念誌です。 そして、冒頭の「理事長ご挨拶」にも述べられていますように令和4年(2022年)4月よりTBRFとCHAAOの両事業を完全に統合するとともに時代に即した新たな事業も展開していくこととなりました。 財団名称も「公益財団法人中外創薬科学財団」として新たな第一歩を踏み出す事になります。  新生財団では上記の60年間と10年間の伝統を基盤としつつ、今後の活動は新たな時代を切り拓く、薬物治療ならびに新医薬品に関する独創的生命科学研究の推進および意欲的な若手研究者の育成などを中心とした事業に尽力する事になります。 未来を志向した取組みが求められる事になりますが、これらを遂行するためには、先生方のご指導・ご鞭撻が是非とも必要となります。 先生方には、今後とも本財団に対する有益なご助言、暖かなご支援を心よりお願い申し上げる次第です。 どうぞよろしくお願い申し上げます。 【編集後記】■ 財団役職員一同後列左から/斎藤光正事務局員、芳賀美保子事務局員、植出由紀代事務局員、古田はつみ事務局員、羽賀瑞恵事務局員、宮崎太郎主幹前列左から/加藤成尚事務局長、長野哲雄専務理事、永山治理事長、高梨契典常務理事令和4年(2022年)3月吉日公益財団法人東京生化学研究会事務局を代表して長野 哲雄

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