海外で開催される医学・薬学関連の国際会議等への研究者の派遣および国内で開催される同様の国際会議等に招待講演などで来日する国外研究者の招聘に際して、旅費・滞在費等の補助金（1件最大50万円以内）の交付、並びに財団の設立趣意に謳われている研究者の育成を目的とする奨学補助金（大学院生を対象、返還の義務なし、月額7万円、最長2年まで）の交付事業は財団設立以来継続して実施している事業であり、平成22年（2010年）以降も引き続き事業を拡大して行った。応募はすべて公募とし、採択者の選考は、平成22年（2010年）度より新たに発足させた4名の外部委員による選考委員会Cで候補者を選抜し、理事会で決定する形に改めた。採択件数を表4にまとめた。詳細については資料（154ページ～）を参照して頂きたい。 なお、海外派遣補助金・海外招聘補助金については、平成23年（2011年）の東日本大震災および平成31年（2019年）以降の新型コロナウイルスの蔓延により、国際会議等が開催中止となったものも多く、上記は実施された件数のみである。公益財団法人 東京生化学研究会／沿革抄次ページにつづく→（4）海外派遣補助金・海外招聘補助金および奨学補助金2010年度2011年度2012年度2013年度2014年度2015年度10件9件5件8件11件15件5件6件6件10件12件15件13件15件13件12件4件15件20件20件20件25件2016年度2017年度2018年度2019年度2020年度年度海外派遣補助金海外招聘補助金 件数奨学補助金 件数海外派遣補助金海外招聘補助金 件数奨学補助金 件数年度表4． 採択件数の推移（2010年度～2020年度）017
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