東京生化学研究会 60周年記念誌
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(3)CHAAOとの合併に伴う定款および組織体制等の変更 平成29年(2017年)に出捐会社中外製薬株式会社(以下、中外製薬と略)から、CHAAOを公益財団法人に移行させるに当たって、TBRFと合併する形をとれないかとの相談があった。TBRF理事会および評議員会に諮った結果、CHAAO事業の内容はTBRFの事業目的にも共有できる部分が多く、合併することで有益な部分も少なからずある、との結論に達し、平成30年(2018年)度に合併契約書の締結、内閣府への合併による事業の追加および定款変更申請を行い、平成31年(2019年)4月1日付で新たに公益財団法人東京生化学研究会(TBRF事業とCHAAO事業)としてスタートすることとなった。なお、CHAAOの沿革については別稿「一般社団法人中外Oncology学術振興会議~設立10年の歩み~」を参照頂きたい。 この合併により、TBRF理事数は3名増員して計12名、同評議員数は4名増員して17名となった。また新体制の業務執行理事として石館光三が専務理事に、仁平新一が常務理事に就任した(平成31年(2019年)4月1日付)。事務局については従来のTBRF職員3名に加えてCHAAOから5名が加わり、総勢8名となり、2カ所の事業所をそれぞれ廃止し、日本橋本町に新たな統合事務局を構えることとなった(令和元年(2019年)10月)。ホームページ(写真1)も一新し、財団の歴史に新たなページを加えることになった。公益財団法人 東京生化学研究会/沿革抄写真1.(公財)東京生化学研究会ホームページ次ページにつづく→013

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