東京生化学研究会 60周年記念誌
103/222

業務執行理事としての11年間を振り返って(お礼の言葉) 平成21年(2009年)4月、松井道夫先生の後任として業務執行理事(常務理事)に就任し、令和2年(2020年)6月、長野哲雄先生にあとを引き継いで頂くまで11年余の長きにわたり大過なく役目を全うできたことに対し、すべての財団関係者に先ず感謝したい。 特に永山治理事長には、時に御意にそぐわないこともあったとも思うが、終始温かく見守っていただいたことに深謝申し上げたい。 最近の日本経済新聞紙上に理事長の「私の履歴書」の連載があり興味深く拝見したが、その末尾に数々の要職を終えられた今、今後はTBRFの運営に力を注ぎたい、との一節があった。 非常に心強く感じた次第である。 筆者が業務執行理事に就任する前からTBRFの理事であり、筆者と同時に定年でご退任になった、故浅野茂隆先生、今井一洋先生、谷口直之先生には終始財団の事業運営面で大変貴重なご意見をいただいた。 コロナ禍の中のご退任でゆっくりお礼を申し上げる機会を失ってしまったが、この紙面を借りて厚く御礼申し上げる。 また、公益財団法人としてのTBRFの運営面で多くのご助言とご示唆をいただいた(公財)公益法人協会の太田達男前理事長および(公財)助成財団センターの田中皓専務理事、並びにLSF懇談会(製薬メーカー関連の25の生命科学助成財団の集まり)の会員諸氏にも大変お世話になった。 感謝申し上げる。 最後に、筆者の業務執行理事としての仕事面で手足となって労を惜しまず仕事をしてくれた堀内大介・山本勉・山﨑晴規の歴代事務局長、事務局員の芳賀美保子さん、植出由紀代さん、本当にありがとうございました。石館 光三財団前専務理事101東京生化学研究会60周年に寄せて

元のページ  ../index.html#103

このブックを見る